Push機能はアプリがインストールされている端末に対してPush通知を送る機能です。アプリが起動していない状態でも通知が届くため、離脱抑止施策や休眠復帰施策として活用できます。Metaps Bridgeではダッシュボード上よりPush通知の内容や配信先セグメント、配信タイミングの設定が可能です。また、レポートページにて配信した各Push通知の効果測定を行えます。
Push機能の事前準備
Push機能を利用するためにはSDK側の実装や証明書の登録等、事前に準備が必要です。詳細はSDK導入資料およびFAQで該当するページをご覧ください。
Push通知の作成
ダッシュボード上の「アクション」>「プッシュ通知」を開き、「新規作成」をクリックしてください。
Push通知の設定
基本設定
- プッシュ通知名: 作成するプッシュ通知の名称を設定してください
- OS: 対象とするOSを選択してください
- A/Bテスト: A/Bテストの実施の有無を選択してください。テストデバイスに送信する場合、設定した比率に関わらず50:50の割合で配信されます
- テストデバイス: テストデバイスのみに送信する際に選択してください
- コンバージョン地点(任意): 独自イベントから選択できます。コンバージョン地点は作成後に変更できません
スケジュール
プッシュ通知を配信するスケジュールを下記より選択してください。
- 今すぐ送る
- 予約する
- 繰り返し指定
「予約する」場合は配信タイミングを設定してください。
「繰り返し指定」の場合は配信スケジュールを下記より選択してください。
- 日毎
- 週毎
- 月毎
また、繰り返し指定の配信タイミングを設定してください。
ターゲット
配信対象を下記より選択してください。
- 全ユーザー
- セグメント指定
- 個別ユーザー指定
「セグメント指定」についてはこちらをご覧ください。
「個別ユーザー指定」では下記を設定してください。
プロフィール
- 国
- 言語
流入経路
- グループ
- キャンペーン
イベント
- 到達
- 購入
アクティビティ
- インストール
- 休眠
購入
- 購入有無
独自属性
- 属性
※「独自属性」についてはこちらをご覧ください。
コンテンツ
- タイトル: 配信するプッシュ通知のタイトルを設定してください(Androidのみ)
- メッセージ: 配信するプッシュ通知のメッセージを設定してください
- カスタムテキスト: カスタムテキストを設定する際に選択してください
- サウンド: プッシュ通知の受信の通知音の有無を選択してください
- チャンネル: プッシュ通知を送るチャンネルを選択してください
Push通知の効果測定
ダッシュボード上の「アクション」>「プッシュ通知」を開き、「レポート」をクリックしてください。
配信レポート
情報
対象Push通知の設定内容を表示します。
サマリー
対象Push通知の効果を下記サマリーにて確認できます。
- 対象ユーザー数: Push通知の対象となるユーザーの合計数です
- 送信数: 対象ユーザーに対してのPush通知の合計送信数(Push通知を受け取ったユーザー数)です
- 開封ユーザー数: Push通知を開封したユーザーの合計数です
- 開封率: 対象ユーザー数の内、Push通知を開封したユーザー数の割合です
- 直接開封ユーザー(開封率): Push通知をタップしたユーザー数および割合です
- みなし開封ユーザー数(開封率): Push通知配信から1時間以内にアプリを起動したユーザー数および割合です
- コンバージョン数(コンバージョン率): Push通知を開封したユーザーの内、設定したコンバージョン地点に到達したユーザー数および割合です
ファネル
対象Push通知の「対象ユーザー」>「送信数」>「開封ユーザー」のファネル分析ができます。
開封数
対象Push通知の開封数を「時間別」・「日別」で確認できます。
効果分析
効果分析ページではPush通知を開封したユーザーの分析が行えます。
ダッシュボード上の「アクション」>「プッシュ通知」>「レポート」を開き、「効果検証」をクリックしてください。
注意点: 「直接開封ユーザー」の定義がサマリーページと異なります。
- 直接開封ユーザー(開封率): 受信から1時間以内にPush通知をタップしてアプリを起動したユーザー数および割合です
各種レポート画面(下記)にてPush開封ユーザーのデータを確認できます。
- DAU
- 売上
- ARPU
- ARPPU
- FQ
- LTV
- リテンション
Push機能の活用例
配信対象ユーザーや配信スケジュール・タイミングを設定できるため、下記のような運用が行えます。
- アプリを休眠しているユーザーに対して、復帰につながるPush通知を配信する
- 新規ユーザーに対して、リテンションのフックになるコンテンツのPush通知を配信する
- 週に1回、定期的に全ユーザーへPush通知を配信する
また、ABテストを実施し、開封ユーザーの動向を各KPIで計測することで、より効果の高いPush通知へ最適化させていくことも可能です。